力を抜く身体目指し古武術稽古

脱力したら体は動かない、きちんと体を動かせた時力の存在は無くなる。そのために構えを創る事に全力を尽くそう。

自然体

ピアニスト牛田智大さんの座り方

ピアニスト牛田智大さんのファンである妻が、牛田くんのFacebookが再開された事に喜んでPCモニターの写真を撮っていました。 私が牛田くんの記事にコメントを入れた際、彼が返事を返してくれた処です。汗) 改めてYouTubeで彼の演奏(ショパン バラード1番…

ヴァイオリン、ヴィオラの構えは身体の左それとも正面?

左肩に乗せ、左手で支えるヴァイオリンやヴィオラは身体に対して何処にあるのか?という疑問がトイレの中で浮かび上った。 我が家のトイレのトイレットペーパーホルダーは便座に座った左側にあるからです。 ほぼ毎日トイレで左側にあるトイレットペーパーを…

ピアニスト エフゲニー・キーシンの歩き方

まだVHS全盛期の頃、ロシア生まれのピアニスト エフゲニー・キーシンのビデオをピアノ講師の方で、ファンでもある彼女から「何か変なので見て欲しい」と頼まれ、あまり興味はなかったのですがビデオを観た事があったのです。 ピアノ演奏のことよりも彼の動作…

ピアニスト横山幸雄氏の手首の使い方 その2

横山幸雄氏の演奏での気付きの2つ目は、手首を使って動きを生み出している事。 手首がきちんと、作用させる事とでも言うのでしょうか。 逆に言うと手首を使って動作していたつもりだけで、実際は手首は使えていなかった事に気づくことが出来たとなります。 …

ピアニストグレングルードの姿勢は素晴らしい

カナダのピアニスト、グレン・グルードの演奏を拝見させて頂いた感想は、「好きな事だけやって生きている大賞」の優勝者に見えました。 あの独特の弾き方は、何者に媚びず、自分にも媚びず、ただひたすらに指の赴くままに、指の動きを最優先に、その他の指の…

腰が高いと動作が不利になる意味

武術において腰を低く構える事は必須であり常套ですが、意外とこの基本の形が守られていない事がよくあります。 それは腰を低く落とす重要性が理解出来ていない、そして腰を低く落とした方が動作において有利である事が実感されていない場合は、ないがしろに…

武術的影響力を与える伝え方

ビジネスにおいてトップのビジョンが明確であることが重要です。 しかし、このビジョンがトップの中では明確にあってもそれが正確に周知されなければ意味を成しません。 明確なビジョンを持つ以上にその伝え方が難しい様です。 自分の熱い思いを語り周りを巻…

武術的「相手の力を利用する」ビジネスとの共通点

ビジネスの世界で「相手の力を利用する」というとなにやらネガティブな印象を持ちそうです。 人の褌で相撲を取るようなイメージが先行するのではないでしょうか。 人が開拓した市場を自分の手柄にしたり、会社を乗っ取ったり、要領よく立ち回る姿が頭に浮か…

構えとは今まで経験し総決算した時の結果的な形・姿勢・現れ

いにしえの侍は、構えを見ただけで剣の実力が判ったと云われています。 対峙した相手の実力が自分より上なのか下なのか戦う前に読めるので、勝ち目のある戦いだけを戦って全戦全勝となる寸法。 この構えをどのように捉えるとそのように見る事ができるのでし…

古武術的危機回避能力

古武術稽古仲間から、知人が地下鉄サリン事件の車両に乗り合わせていた時に雰囲気の違う人が乗り込んで来たので車両を降りた後、事件が発生した話を聞いた事があり、まさしく危機回避能力が発揮された事例だと思いました。 この人は武術経験者ではなかったそ…

ひざカックンが出来れば自然体

人の背後に立ち、その人のひざの裏に自分の膝頭を「キュッ」と当ててうまくいくと、その人のひざが「ガクッ」と崩れる、そんないたずらを子供の頃にした事があると思います。 ひざ関節は、一つの回転軸上に下腿が後方にしか曲がりませんので、この方向には曲…

理想の自分に出会ったらするべき事

自分の事は自分が一番よくわかっている。いえ、わかっていないことも多々有ります。 例えば自分の後ろ姿。自分では生の後ろ姿を見ることができないので、ビデオに映った自分に違和感を感じた経験があるのではないでしょうか。 自分では、背筋がピンと伸びて…

頑張るの語源は我を張る事なのか・・・

「頑張る」という言葉に違和感を感じていたところ、ある記事に頑張るとは我を張る事から来たもともとはネガティブな意味合いがあったと書かれていました。 我を張るイメージは、過剰に自己主張し自分を押し出す行為で、自分の持っている力以上の力を出す感じ…