力を抜く身体目指し古武術稽古

脱力したら体は動かない、きちんと体を動かせた時力の存在は無くなる。そのために構えを創る事に全力を尽くそう。

東京メトロの対応力は古武術における「型」にあった

NHKの「100カメ」番組レビュー:東京メトロの裏側に迫る

先日、NHKの「100カメ」という番組を偶然見ました。オードリーのつぶやくようなコメントが番組にマッチしており、とても楽しい視聴体験でした。その日のテーマは東京メトロの一般には入れないエリアを100台のカメラで撮影し、普段の状況をモニターするというものでした。特に興味深かったのは、朝のラッシュ時の対応です。

東京メトロの朝のラッシュ対応

東京地下鉄の利用者は、何十万人もの人々が短時間に集中して利用します。そのため、多種多様なトラブルが発生します。例えば、車内で体調を崩した人が駅員の迅速な対応で救助されたり、車内で吐瀉物が発生した際には、各駅で迅速に清掃が行われ、運行の遅れを最小限に抑えたりしています。また、ドアに物が詰まったりすることもあり、その都度職員が柔軟に対応しています。

マニュアルの限界と柔軟な対応

私たちは東京メトロの運行がシステム化され、マニュアル通りに動いていると思いがちですが、朝のラッシュ時にはそのマニュアルが通用しないことがよくわかりました。何十万人もの人が利用する中で、様々なトラブルが発生し、ダイヤの乱れも避けられないことが理解できました。それでも東京メトロや日本の鉄道運営者たちは、ダイヤの乱れを最小限に抑えるために様々な工夫をしています。

日本と海外の鉄道運営の違い

海外の鉄道では、トラブルが発生すれば運行が遅れるのは当然と考えられています。しかし、日本ではトラブルが発生しても、遅れを最小限に抑えるためにシステムを駆使し、手動で運行を回復させる努力が行われています。これが日本と海外の鉄道運営における根本的な違いです。

武術と鉄道システムの共通点

日本の鉄道システムの根幹には、古来からの武術の「型」の考え方が根付いていると感じました。武術では型を崩さず、構えを保持することが重視されます。これは、基本的な行動ができることによって、様々な状況に対応できるという理論に基づいています。東京メトロの職員も、基本的な行動をふまえ、臨機応変に対応している様子が見られました。

その結果、状況が崩れても運行状況を崩さず、何もなかった様に振る舞う。

この様な発想は、海外ではあり得ず、日本独特の発想であり、日本人のDNAに染み込んでいるのでしょう。この精神は、日本人のモノづくりにも必ず活かされていると考えられ、軽薄短小の世界での根本的優位性の根源になると思います。

 日本の価値観と未来への懸念

今回の「100カメ」を通じて、日本独特の価値観が鉄道システムにも活かされていることを知り、大変感激しました。しかし、日本人が減少しているというニュースを聞くと、この価値観が失われるのではないかと心配になります。侍の行動や考え方が現代にも生きており、そのような価値観が維持されることを願っています。