力を抜く身体目指し古武術稽古

脱力したら体は動かない、きちんと体を動かせた時力の存在は無くなる。そのために構えを創る事に全力を尽くそう。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

武術的「相手の力を利用する」ビジネスとの共通点

ビジネスの世界で「相手の力を利用する」というとなにやらネガティブな印象を持ちそうです。 人の褌で相撲を取るようなイメージが先行するのではないでしょうか。 人が開拓した市場を自分の手柄にしたり、会社を乗っ取ったり、要領よく立ち回る姿が頭に浮か…

武術的「相手の力を利用する」介護との共通点

武術における相手の力を利用するとは、相手の力を引き出す事であると前回お伝えしました。 この方法は、介護現場においてもきっと使われていると思っていたら、TVでアイコンタクトの話がありました。 普段は介護を拒否する事がある認知症のお年寄りが、介護…

相手の力を利用するとは相手の反応を引き出す事

相手の反応を引き出すための条件は、相手が生物である事。 無機物に対しては当然反応はありません。 当たり前の様に捉えられるかもしれませんが、皆さん無意識に使い分けていると察します。 人に対してこんな事をすれば相手はどうなるか、どう思うか、その加…

相手の力を利用する

武術や合気道で相手の力を利用すると言う表現を聞く事があります。 言葉のイメージから、自らは力を使わず相手の力をそのまま技に活かす方法の様に捉える事ができますが、向かってくる相手の力をそのまま返し技で返すという意味ではなく、相手の力を利用する…

究極に力を削ぎ落とした先に「柔」がある

戦いの技術として「柔」の文字を当てることに疑問を持っていました。 やわらかくしなやかで弱い、心がやさしくて穏やかを意味する言葉が、戦いを勝ち抜く技術としてどうしても納得できなかったのです。 しかし、ようやく柔術の稽古を通じて「柔」とする意図…